Mozilla、FireFox 105.0 正式版配信開始。危険度「高」3件を含む合計7件の脆弱性修正、新機能、バグ修正を盛り込んだメジャーアップデート

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今回は複数のバグを修正、脆弱性を修正したメジャーアップデートでChromeにバージョン番号が追い付きました。

また、同様のパッチがスマートフォン向けにも配信中です。

リリース(英語):
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/105.0/releasenotes/

新機能:

・印刷プレビューダイアログから現在のページのみを印刷するオプションを追加しました。

・Firefox はサードパーティーのコンテキストでパーティション化されたサービスワーカーをサポートするようになりました。サードパーティの iframe にサービスワーカーを登録すると、トップレベルドメインの下にパーティション化されます。

・Windows で Swipe to navigate (タッチパッド上で 2 本の指を左右にスワイプして履歴の戻る/進むを実行する) が可能になりました。

・Firefox は User Timing L3 仕様に準拠し、performance.mark と performance.measure メソッドに追加のオプション引数を追加して、開始時刻、終了時刻、継続時間、添付ファイルの詳細をカスタムで指定できるようになりました。

・大きなリストで個々の項目を検索するのが2倍速くなりました。この性能強化は、array.include と array.indexOf を最適化された SIMD バージョンに置き換えます。

バグ修正:

・Windows での安定性が大幅に改善され、Firefox のメモリ不足の状況がより良く処理されるようになりました。

・macOS でのタッチパッドによるスクロールは、意図したスクロール軸とは逆の意図しない斜め方向のスクロールを減らすことで、より利用しやすくなりました。

・Linux での Firefox はメモリ不足になりにくく、メモリ不足になったときにシステムの他の部分に対してより効率的に動作します。

脆弱性詳細(英語):
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2022-40/

現場からは以上です。





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