Mozilla、FireFox 104.0 正式版配信開始。危険度「高」4件を含む合計6件の脆弱性修正、Disney+のP-in-Pでの字幕表示に対応し、ウェブサイトでの消費電力を特定のデバイスで確認できるようになるなどのメジャーアップデート

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今回はとうとうChromeに追いついたバージョン番号、104の正式版が配信されました。

また、同様のパッチがスマートフォン向けにも配信中です。

リリース(英語):
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/104.0/releasenotes/

新機能:

・Disney+のピクチャー・イン・ピクチャーで字幕を表示できるようになりました。

・Firefox が、scroll-snap-stop プロパティと再スナップの両方をサポートしました。scroll-snap-stop プロパティの always と normal を使って、高速スクロールの際にもスナップポイントを通過させるかどうかを指定することができます。再スナップは、コンテンツ/レイアウトが変更された後、最後のスナップ位置を維持しようとします。

・Firefox プロファイラーでウェブサイトの電力使用量を分析できるようになりました(Apple M1 と Windows 11 のみ)。

・Firefox UI 自体が最小化または隠蔽されている場合、バックグラウンドのタブと同じようにパフォーマンスとバッテリーの使用量を調整するようになりました。

バグ修正:

・YahooメールやOutlookのメールコンポーザーでEnterキーを押した後、ハイライトの色が正しく保持されるようになりました。

・httpsのみのエラーページを回避した後、戻る操作をすると、以前回避したエラーページが表示されていた問題を修正しました。

・書式なし貼り付けのショートカット(shift+ctrl/cmd+v)は、入力やテキストエリアなどのプレーンテキストコンテキストで動作するようになりました。

脆弱性詳細(英語):
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2022-33/

現場からは以上です。





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