Microsoft、Edgeブラウザ「103.0.1264.37」配信開始。Chromiumのバージョンアップに伴う修正とMicrosoft独自の脆弱性2件を含む11件の脆弱性を修正したメジャーアップデートで延長サポート版も配信中

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今回はメジャーアップデートということで、複数の脆弱性、バグ修正、延長サポート版のリリースが含まれます。

通常版リリース(英語):
https://docs.microsoft.com/en-us/deployedge/microsoft-edge-relnote-stable-channel#version-1030126437-june-23

新機能詳細:

・機能アップデート
プロファイルの自動切り替えを制御する機能。GuidedSwitchEnabledポリシーにより、Microsoft Edgeでリンクが個人または仕事のリンクであることが検出された場合に、適切なプロファイルに切り替えるようユーザーに促すことができます。

・クライアント証明書スイッチャー
この機能により、http証明書認証を必要とするサイトにアクセスしたときに、ユーザーが記憶している証明書を消去して証明書ピッカーを再表示する方法が提供されます。切り替えは、Microsoft Edgeを手動で終了させることなく行うことができます。

・より信頼性の高いウェブ防御
WindowsのMicrosoft Edge用に書き直されたMicrosoft Defender SmartScreenライブラリにより、より信頼性の高い保護機能でWebを閲覧することができます。NewSmartScreenLibraryEnabledポリシーにより、企業のお客様は、Microsoft Edgeバージョン105で非推奨となるまで、レガシーバージョンのライブラリを使用し続けることができます。

・Microsoft Edgeのアドレスバーにワーク検索バナーが表示されます
このバナーを使用すると、検索対象を仕事だけに絞り込むことができるため、仕事の流れを維持することができます。組織内の仕事にフォーカスした検索結果を表示するには、検索の最初にこのバナーを選択します。職場の検索結果ページに移動したい場合は、検索の途中でバナーを選択してください。この機能のオン/オフを切り替えるには、AddressBarMicrosoftSearchInBingProviderEnabledポリシーを使用します。

ポリシーの更新について

・新しいポリシー
GuidedSwitchEnabled – ガイド付きスイッチを有効にします。
InternetExplorerZoomDisplay – IEモードのタブで、Internet ExplorerのようにDPI Scaleを含むズームを表示します。
LiveCaptionsAllowed – ライブキャプションを許可します。
OriginAgentClusterDefaultEnabled – Originキーによるエージェントクラスタリングをデフォルトで有効にします。

・その他のポリシーの変更
SleepingTabsTimeout – スリーピングタブのバックグラウンドでの非アクティブのタイムアウトを設定します。
注:このポリシーには、30秒間の非アクティブ時のタイムアウトが追加されました。

長期安定版リリース(英語):
https://docs.microsoft.com/en-us/deployedge/microsoft-edge-relnote-stable-channel#version-1020124550-june-23

現時点の脆弱性詳細:
https://docs.microsoft.com/en-us/deployedge/microsoft-edge-relnotes-security#june-23-2022

脆弱性の内容:
https://msrc.microsoft.com/update-guide

今回はメジャーアップデートと新機能も満載です。
確実にアップデートしておきましょう。

現場からは以上です。





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